1969-03-25 第61回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
そういうことでありまして、前々御指摘のように、私が国家公安委員長になってから、刑事警察やら、交通取り締まり等がおるすになって、警備警察あるいは治安中心になっておるとほうぼうでよくおっしゃいますけれども、これは御冗談におっしゃっていただいていると思うんですが、かりに私がそう思いましても、そんなことが許されるはずがない。
そういうことでありまして、前々御指摘のように、私が国家公安委員長になってから、刑事警察やら、交通取り締まり等がおるすになって、警備警察あるいは治安中心になっておるとほうぼうでよくおっしゃいますけれども、これは御冗談におっしゃっていただいていると思うんですが、かりに私がそう思いましても、そんなことが許されるはずがない。
それが往々言われておるところの治安中心の部隊に切りかえるという考え方です。これは長官も御承知だと思いますけれども、現に陸幕長が談話を発表したこともあるわけです。
大久保長官の今年の年頭の辞に、主権回復への推移に伴い、従来経済を中心とした国内問題は治安中心に切替えられなければならない、海上の治安維持等の国家的責任は、海上保安庁が全面的にその責任を負う時期が近いと述べている。彼は一年前に、海上保安庁の第一の仕事は海上の人命救助で、つまり難破船を救助する仕事であると言つた。
実は一年ほど前に大久保海上保安庁長官は、海上保安庁の第一の仕事は海上の人命救助だ、つまり難破船を救助する仕事であるということから、今年の年頭の辞には、主権回復への推移に伴い、従来の経済を中心とした国内問題は、治安中心に切りかえられなければならない。海上の治安維持等の国家的責任は、海上保安庁が全面的にその責任を負う時期が近いとはつきり言つておるわけなのです。
われわれはしかし、最近は治安中心に切りかえなければならない。主権回復への推移に伴い、従来経済を中心とした国内問題を、治安中心に切りかえなければならないということは、一月四日の海上保安新聞にあなたの年頭のあいさつとして出ておるわけである。